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食シーンに合わせた様々な卵をご提供

皆さまが普段スーパーマーケットでお買い物をされる卵は、一般的な鶏から産まれたものがほとんどだと思います。卵と聞くと、あまり違いはないように感じますが、実は品種や飼育方法、採れるタイミングなどによって味・香り・色が大きく異なります。

中村農場では、皆さまの様々な食シーンに対応できるよう、複数品種の卵を取り扱っています。濃厚で甘みと旨味のある卵から、お菓子づくりに最適な白い黄身の卵など、見ても食べても楽しい卵を皆さまにご提供しています。

八ヶ岳南麓で採れた、濃厚な「八ヶ岳卵」

八ヶ岳卵は、日本在来の地鶏「横斑プリマスロック」を親に持つ「岡崎おうはん」の卵です。この岡崎おうはんが新しい品種として登場するまえまでは、中村農場の八ヶ岳卵は、横斑プリマスロックを使用していました。もともとは、鶏の原種(品種改良されていない品種)にこだわって、飼育をしていましたが、どんな生産物も品種改良するのには、意味があって、味は良くても、生産性が悪かったり、大きさが小さかったり、それなりの欠点があります。横斑プリマスロックに関しては、岡崎おうはんよりも、白身が水っぽくなるという欠点がありましたが、岡崎おうはんは、その点が改良され、味は横斑プリマスロックに負けない美味しさがあったので、こちらに変更をしました。この卵は、黄身が大きく濃厚なのが特徴で、中村農場ではさらに、甘みと旨味と後味の美味しさがプラスされるように、餌を作っています。黄身のオレンジ色を出している「パプリカ」やカニや鮭の色素「アスタキサンチン」も、着色のためではなく、美味しさのために与えています。パプリカやアスタキサンチンは、非常に価格が高価なのですが、これが八ヶ岳卵の重要な味のスパイスとなっています。

白い黄身が特長の「パール卵」

中村農場の「パール卵」は、”アローカナ”という品種の鶏から採れる卵です。アローカナは、南米が原産の鶏の品種。アローカナの産む卵は薄い水色をしており、日本原産の鶏とは異なる見た目をしています。また、アローカナは通常の鶏に比べ3割程度の量しか卵を産むことができず、希少な高級卵として重宝されています。

卵の味や香り・色は、与える餌によって大きく異なります。中村農場では、このアローカナにお米を与えて育てました。クリーミな甘さが特徴のたまごです。

パール卵の最大の特長は、黄身の白さ。通常の鶏は「トウモロコシ」=「黄色」を主食として食べていますが、このパール卵は「お米」=「白色」を主食として食べており、色の違いが出ています。「パール卵」は、通常の黄色い卵より多く「一価不飽和脂肪酸」が含まれており、ヘルシーな卵に仕上げています。

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