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八ヶ岳卵

改良に改良を重ね、編み出した卵

私たちのご提供している商品の中でも、もっとも思い入れのある商品のひとつがこの「八ヶ岳卵」。八ヶ岳卵は、日本在来の地鶏「横斑プリマスロック」を親に持つ「岡崎おうはん」の卵です。黄身が大きく濃厚なのが「岡崎おうはん」の卵の特長であり、私たち中村農場では、独自の育成をしてその特長がより際立つ卵として作り上げています。

卵の味を考え、鶏を育成

卵というのは本来、卵ごとに濃度が大きく異なります。栄養のある餌をたくさん食べ、かつ産卵数が少ない鶏から産まれる卵は濃度の濃いものとなり、逆に栄養のある餌を食べられず、かつ産卵数が多い鶏から産まれる卵は濃度が薄いものとなってしまいます。

また、鶏にあげる餌の量や配合は、卵の味を大きく左右します。黄身の色が黄色いのも、鶏が食べている餌の色素が出ているのですが、それほどに餌は卵の品質に大きく影響するんです。

中村農場では、卵の味がもっともおいしくなるための最適な餌のブレンドを研究し、餌の配合を行っています。八ヶ岳卵のおいしさの特長が活かされるように餌を配合しているため、餌の価格が非常に高価になってしまいますが、おいしい卵を作るためには必要不可欠な要素として、惜しまず餌やりを行っています。

卵の味を見ながら、理想の味が出るような餌を調合する―。それを繰り返していくことによって、旨味のある卵を作ることができています。

常によいものを

実は、おいしい卵というのは、卵自体に匂いがついています。大量生産をする際は、卵自体の匂いがあると不良品だと間違えられてしまう恐れがあるため、匂いを消すための餌やり、育成をすることがあります。しかし、無理に卵自体の匂いを消そうとしてしまうと、卵の味自体も損なわれてしまうことも少なくありません。

私たち中村農場では、卵本来のおいしさを皆さまに味わっていただきたいと考え、「卵自体の匂いも少なく、かつ味が濃厚でおいしい卵」を目指して生産を行っています。

毎日卵の色やツヤ、形を見ながら、おいしい卵を作り上げていく―。これからも、卵づくりにおいては一切の妥協をせず生産をしていきたいと考えています。